地毛結い日本髪アレンジ♡ハワイで和装挙式
みなさんこんにちは!今回は和装花嫁さんの挙式をお届けします。
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国際結婚なので日本文化や和装を取り入れた結婚式がしたい。
アメリカに嫁ぐ花嫁様の中には、日本文化を大切にしたい、と結婚式で和装を取り入れる方もたくさんいらっしゃいます。
でも【外国で和装するのは無理】と諦めている方が多いのも現状なのですよね。
今回の花嫁Yさんもその一人
挙式後には「ハワイでこんなに本格的にできるとは思わなかった」と喜んでくれました。
アメリカと日本の中心にあるハワイは国際結婚の方にはベストな挙式場所、特に和装をするには最適だと思います!
【国際結婚にハワイを進める理由ベスト3】
1. 場所的に中間地点なのでカップル&両家の皆が楽しめる
2. 挙式会場の殆どが日英両語に対応している。
3. 選択肢が多いので日英両方の文化を取り入れた式が作りやすい【和装挙式を選んでも英語で対応してくれるなど】
■日本髪を地毛で結ってみたいけどどのくらい長さがあればできるの?超ロングでないとできないと思われがちな日本髪ですが、実はそんなに長さは必要ありません。
新日本髪と言われる地毛結いの和装ヘアアレンジは、つけ毛を使用すれば肩した5センチもあればそれっぽく結えます。
本格的な和装花嫁のヘアスタイル【高島田】でも実は肩下20センチもあれば結うことができるのです。
今までも何度か地毛で新日本髪の花嫁さんを担当してきましたが、Yさんの夢は地毛結いで角隠しのスタイル。
このスッキリした花嫁さんの象徴【角隠し】はお曲げの部分に高さのあるこの【高島田】という伝統的なスタイルでないと似合いません。
しかし構造上の理由もあり、昔から高島田の地毛結いは付け毛や土台など専門の用具を使って作ります。
当然ハワイにはそんな物は無いのですが
「それはできません」という言葉が何より嫌いな私は、今回地毛で高島田を結ってYさんの結婚式の夢を叶えてあげたいと決意しました!
コロナの関係上日本からの郵送もいつ届くのか解らない様な状態で始まった準備。
もし届かなかった時のために、と予備の器具を自作してみたり、衣装会社さんに必要なものを貸していただけないかご相談したりして
何とか当日を無事に迎えることができました。
日本及びハワイで協力してくださった美容関係者の方々、どうもありがとうございました。

花嫁様の地毛は肩下25センチ【肩甲骨にあたるぐらい】で、毛量は少なめでしたが
こんなに素敵な高島田の花嫁姿になりました。
かんざしや、角隠しを始めお衣装の殆どは花嫁様がご自身で準備されました。
アンティークのものを日本から取り寄せたりされたそうです。
お着付けは
Royal Kaila Wedding さん。
スッキリした着付けでとても素敵です。安心して和装をお願いできる会社の一つですね。
和装意外にも本格挙式やフォトプランなど素敵なプランが沢山あります。
ご興味のある方は是非上記リンクをのぞいてみてください♡
ハワイではこの様に複数の会社が役割分担して一つの挙式を担当することが多々あるのですが、
色んな方とお友達になれるし、勉強にもなるので私はいつも楽しんで他社さんに出向しています。
今回Cheeksはお嫁さまと妹様のヘアメイクを担当させていただきました。
ご自身で着物を持ち込まれるのもよいですが、ハワイ現地で和装衣装のレンタルをすることもできますよ。
挙式はご新郎様とご縁のある Queen Emma Summer Palace のガーデンで森をバックにおこなわれました。
100人を超えるローカルのご親族、友人も参加され、とてもにぎやかな挙式となりました。
みなさん花嫁様の打ち掛けにも大変感動しておられましたが、やはり日本髪がとっても珍しかったようで
私も沢山の方に「あれはどうなってるの?」と声をかけられました(笑)
このブログを御覧のプレ花嫁様も、是非和装にご興味がありましたら
何でもお気軽にCheeksまでお問い合わせくださいませ❣
あなたの挙式に合わせて和装を取り入れたスタイルをご提案いたします!