日本ハワイウェディング協会(JHWA)というのは
日系のウェディング業界の方々を会員とし、2017年に業界に健全な発展のために発足しました。
私Cheeks Hawaiiも本年から会員の一人として活動に参加させてもらっています。
主な活動はビーチクリーニングやセミナー&勉強会、規制に関する情報収集と共有、またその対策について話し合うことなどで
現在は30数社の企業がこの協会に加入しており、どうすればハワイのウェディングをより良いものにしていけるか日々努力を重ねています。
普段はライバルとしてしのぎを削る各企業ですが、やはり根底では力を合わせて行こうという姿勢にはとても感銘をうけました。
Alohaの心が基本のハワイですから、お客様をお迎えする私達がみんなAlohaで力を合わせるのは当然だと思っています。
コロナ中、日本に帰国していたカメラマンさんが悲しそうに言いました。
「東京の人気スポットで撮影していたら、他の撮影クルーと一緒になっても誰もお互い挨拶をしないし、場所も我先にと取り合って、譲り合おうという雰囲気が全く無かった」
ハワイではビーチなどで他のカップルとバッティングするのはしょっちゅうなのですが
お互いに「おめでとうございます!」「素敵ですね!」と声をかけるのは当たり前の礼儀です。
(ベンダー同士フリーランスが多いのでお互いに顔見知りということもありますが。。)
すべてが便利で安全で満ち足りた日本からハワイにやって来たお客様が
ハワイでホッとした柔らかい雰囲気を感じて安心してくれるのは、私達のこんな小さな行動から始まっているのではと思うのです。
前フリが長くなりましたが
そんなわけで私、今日はそのJHWAのビーチクリーンに参加してきました。
いつも撮影でお世話になっているアラモアナ・ビーチのゴミをポツポツ拾って歩きます。
一見きれいに見えても芝生や砂浜には、たばこの吸殻やボトルのキャップなどの小さなゴミが結構落ちています。
一時間も拾うとビニール袋には結構貯まるくらいあるのです。
ゴミを拾っていると、ローカルの方たちは「クリーニングしてくれてありがとう」とよく声をかけてくれます。
こちらこそ「快く日本の観光客を受け入れてくれてありがとう」です。
今日はホームレスのおじさんから
「この辺で携帯落としちゃったから、黒いiphoneみつけたら教えてくれよ」と声をかけられたり
水の入ったカップが落ちていたので回収したら、それはどうやら野良猫のお水椀だったようで、
近くの塀の影から子猫が寂しそうにその様子を見ていたので
そのカップには新しいお水を入れて、塀の角にそっともどしておきました。
…といようなほっこりエピソードもありました。
早朝からのゴミ拾い
行く前はいつも、めんどくさいな、しんどいな、と思ってしまいますが
やってみると最後は清々しい気持ちになります。
そして終わった後に他の会員さんたちと、お水や甘い菓子パンを頬張りながら(協会がいつも用意してくださってます)
近況を立ち話するのもまた楽しい時間です。
いつも最後に集合写真を撮るのですが、
今回何故かゴミを求めて徘徊する私の後ろ姿も写ってました(笑)
これからもハワイのために、ほんの少しの恩返しですが続けていきたい活動だと思っています。

撮影:Kenさん/Lavie Factory @sakaken
JHWA facebook: Japan Hawaii Wedding Association