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ハワイで成人式〜その2

前回に引き続き
ハワイでの成人式撮影についてお伝えします。

ハワイでは成人として認められるのは
日本より一つ年上の21歳からです。

20歳の記念にハワイ旅行に来て
バーでカクテルを一杯…といきたくても
ここハワイではもう一年待たなければいけません。
残念(T_T)

さて、ハワイの成人式といっても
日本のように式典があるわけではないので
お祝いをする家庭もあれば
普通の誕生日として過ごしてしまう人もいます。

しかし日系人の家系では
やはり成人の節目という認識は強く
日本と同じ様に着物を着て
記念撮影をする家庭は多く見られます。

ハワイでは様々な人種が暮らしているので
家庭内での混血化も進んでおり
前回述べたように100%が一つの人種というのは
かえって珍しがられる風潮にあります。

様々な人種が混ざる中で
なかでも日本人の血筋というのは
ハワイの人にはとても誇れるものであり

日本の文化や風習をとても大事にして
先の子孫まで伝えたり守ったりしていきたいという考えが
日本人以上に強いと感じることがあります。


そんなエピソードの一つとして

先日成人式の撮影にいらしたお嬢様が
とても素敵な髪飾りを2つご持参されました。

それはガラス製で、それには
お祖母様が特別に作られたご両家の家紋が入っていました。

家紋の入った髪飾りをつけるって
日本ではそんな発想は聞いたことがありません。

でも彼女はとても大事そうに
両方の家紋がしっかり写真に写る様に
柄の上下まで細かく指定されました。

日系移民として明治時代に日本からハワイに
渡ってきたであろう彼女のご先祖は
きっと未開の地で様々な苦労をされたんでしょうね。

そして先人の苦労があってこそ
今のハワイで日系人が誇り高い民族として認識されているのですね。






自分のルーツ
そんなことを普段の生活の上で考えることはありませんが

私も一度だけ江戸末期からの
家系図を実家で見せてもらった時

自分の命は何千年も前に存在したご先祖から
確かに受け継がれてきたものなんだなあ、と
深く感動したのを覚えています。

その家系図の始まりには当然皆名字もなく
奥さんの欄には「女」とだけ書かれており
正式な名前すらありませんでした。

そんな名前も残らない女性から
200年以上も経った現在
子孫の私は日本から6000キロも離れた異国で
確かにしっかり生きていて
同じような日本の血を引く人たちに
着物という素敵な民族衣装を着せるお仕事をしています。

こんな風に考えると
何気ない日常の一コマも
とてもロマンに溢れたものだなあと感じます。

みなさんも自分のご先祖様について
少し想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

長い時の流れを感じるとともに
きっと今気になっている問題なんかも
大したことな良いなあ、と思えるかもしれませんよ。

 皆初々しくてとても可愛いです♡

Cheeks Hawaii LLC
Honolulu Hawaii 96816
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